時代の流れに左右されるファッションとしての衣服ではなく、『着る人を引き立てる道具としての衣服』という考えをもとに、デザイナー自身が経験を積んだ英国Savile Rowの伝統的で格式高い技術をベースにしたジャケットと、日本が世界に誇るジーンズで、現代の簡略化されたものづくりの中で衰退しているディテールや手作業を再現。
サビルローの特権階級の為のスーツと、労働服であるデニムは、相反する位置付けにあるが、両者の間には並々ならぬ拘りと高い技術が必要とされる点での共通点がある。普遍的でありながら高品質な定番アイテムを展開。
世代を超えて受け継いでいける『良質なものづくり』を次世代に伝えて行くことを目的としています。
Parakeetのアイテムは人が主役です。年月や歴史が存在する衣服を、あなた自身で造り上げてください。
受け継がれるファッションプロダクト
Products
1BS Jacket - Green
About The Designer
私のファッションの入り口は、中学生の時に母から譲り受けたジャケットです。
パタンナーをしていた母が、デザイン、パターン、縫製をしたもので、私に大きな影響を与えました。
英国のSavile Row Academyでテーラーを学び、Savile RowにあるGivenchy Hommeの初代クリエイティブディレクターを勤めたOzwald Boatengに、デザイナーとして就職。Savile Rowは18世紀から続く伝統的な背広の世界です。そこで私がデザイナーになったことで、21世紀になりようやく肌の黄色いデザイナーが生まれたと言われています。
リーバイスのヴィンテージをベースにしたレプリカジーンズのブランドで、クリエイティブディレク ターとして働くため帰国。退職後、デニムの神様からジーンズを学ぶ。 サビルロー的要素を沢山込めたジャケットと、リーバイスの66モデルのディテールを再現したストレッチデニムのブランドを立ち上げます。