親子3代、100年着てもらいたいという思いを込めて、子供の方が親よりも大きくなるということを踏まえ、ジャケットの袖や身頃の調整が出来るようにあらかじめ造っています。 世代を超えて受け継いでもらうため、英国の伝統を大切にしながら、現代にも通用するようモディファイ（改造）をし、どの時代にも通用するもの作りを大切にしています。 現在流通しているジャケットのほとんどが、接着剤で芯と生地を張り合わせる接着芯を使用していますが、Parakeetのジャケットでは、毛芯を使用し、ハ刺しで止めています。 毛芯をハ刺しすることで立体的に仕上がり、年月が経つほどに、着る人自身の体に馴染みます。又、既製服では見かけなくなった、星止めも入れています。 肩先の部分にはイセを4cm入れ、裄綿をつけることで、Savile Rowのフルオーダーに見られるビルドアップした袖山になっています。